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携帯メール20周年

2012年12月でショートメッセージサービスSMS、いわゆる携帯メールは開設20周年を迎えました。携帯メールの言語 – text-speak words - でこの誕生日を祝うと‘Happy bday 2 U’といったところでしょうか。SMSは元来、英国の電話会社ボーダフォンが社員同士がショートメッセージで連絡し合えるように開発したものです。このシステムが一般に利用されるようになるまでには数年かかりましたが、その後爆発的に普及しました。2011年の全世界での送信件数は8兆にものぼり、今ではもう世代を超えて携帯メールなしの生活は考えられない時代になりました。利用件数を見ても携帯メールが最も多く、電子メールやソーシャルネットワークをしのいでいます。

携帯メールの最大の特長の一つは、LOLがlaugh out loud、L8TRがlaterだったりと、不完全な表記や極端な省略形が使用されることです。このため普及当初は教育関係者を中心に、就学児童らの読み書きに支障を生じるとの懸念の声が挙がりました。しかし英国学士院が8歳から12歳の児童を対象に10年間行った調査では、携帯メールが得意な児童は携帯電話を使用していない児童よりも読み書きの能力が高いことがわかり、携帯メール作成は子供たちの識字能力にとって有害なものではなく、むしろ開発を促すものであるとされています。

英国の最近の調査では、18歳から25歳の年齢層が週平均で133通と最も多く携帯メールを利用しています。また、送信件数別では男性の方が女性よりも多いものの、文字数別では男性の方が短くなっています。女性は男性より長めのメッセージで、内容はお互いの関係性について語っているものが多い傾向にあります。2011年7月の市場分析によれば、英国民の週平均送信件数は50通で、半数以上が1日最低1通は送信すると答えました。ところがフィリピン国民は1日平均27通だそうです。これは驚きですね。

こうした人気とは裏腹に、携帯メールには暗い面もあります。ストーカーがあからさまに猥褻なメッセージを送信するなどのネットによるいじめ – cyber bullying – のほか、メール作成に気を取られ周囲への注意を忘れたがための車の運転手や自転車利用者、歩行者の交通事故、また犯罪者同士の手軽な連絡方法となることなどです。一方、警察もSMSテクノロジーに遅れを取っていません。「ステルスSMS」などのサイレントメッセージを使って、画面に表示させずにデータを得て人物の居場所をつきとめるということも、今では頻繁に行われています。ドイツの連邦警察、通関、シークレットサービスが2010年に送信したステルスSMSは500件数近くにのぼりました。

以上、私からの簡単なSMS情報でした。読者のみなさんにとって初耳の情報もあったならうれしいです。 C U L8TR – ではまた。