大阪オフィス tel:06-6365-1286
東京オフィス tel:03-3230-4657

論文添削ご希望の方
論文添削ご希望の方はコチラ

 

第23回:論文のReferences (2)

こんにちは。David McQuireです。引き続きReferencesのセクションを取り上げます。今回はたまに見かける注意点を3つお話します。

1. 未掲載の論文/データの引用

論文を書くときの悩みの一つは未掲載の論文の取扱いです。その論文が自分の書いたもので、アクセプトされていれば、「in press」と明記することで通常の参考文献と同様に引用可能です。一方、他人の未掲載論文を引用する場合には、実際に掲載予定であることの証明と著者の許可が求められ、面倒なことになるので避けたほうが無難です。

よく見かけるのは、「投稿済み (submitted)」、「準備中 (in preparation)」といった表現による引用です。これはいずれも引用として誤りです。投稿しただけの論文や執筆中の論文を引用してはいけません。Uniform Requirementsは、投稿しているがアクセプトされていない論文は引用すべきでないと提唱しています。

2. 参考文献の数と種類

ジャーナルによって異なりますが、30件未満が一般的です。レビュー論文より2〜3件の重要な原著を引用するほうが好まれます。また、学会などの抄録を引用している場合がありますが、抄録も避けたほうが無難です。

3. 日本語の論文

日本語の論文の取扱いですが、当然ながら海外の読者に日本語を読むことを期待するのは無理があります。できる限り英語で書かれた論文を引用しましょう。ただし、英語の文献がなくてどうしても日本語の論文を引用しなければならいときは、タイトル、ジャーナル名をすべて英語に翻訳し、そのあとに「… (in Japanese)」と明記するのが一般的です。

次回も引き続きReferencesのセクションについてお話します。それでは。