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第24回:論文のReferences (3)

こんにちは。David McQuireです。今回はReferencesの最終回として、Vancouver Styleを参考にしたReferenceリストの書き方を取り上げます。特にジャーナル掲載論文を引用する場合の例を取り上げ、よくみかける注意点とともに解説していきます。これは主要な医学ジャーナルが採用している標準的なスタイルなので覚えておくと便利です。ただし、Referenceリストのスタイルはジャーナルによってまちまちなので、必ず投稿先の規定を確認してください。

まず例を挙げます。

Glickman SW, McHutchison JG, Peterson ED, et al. Ethical and scientific implications of the globalization of clinical research. N Engl J Med 2009; 360: 816-23.

これをそれぞれの情報に分解すると次のようになります。
Authors. Article title. Journal title Year; Volume: Location.
それでは順に解説していきましょう。

1) Author(s)

著者が6名までの場合はすべての著者を記載し、7名以上の場合は最初の3名だけを記載してet al.を付けます (例の場合、実際の著者は7名でした)。著者のfirst name、middle name、last nameの間にピリオド (.) は使いませんので注意してください。

2) Article title

タイトルは最初の単語の先頭だけを大文字にし、以降は基本的にすべて小文字にして引用します (略語や固有名詞を除く)。

3) Journal title

略したジャーナル名を使用します (例ではNew England Journal of Medicine -> N Engl J Med)。略し方は米国National Library of Medicine (NLM) が決めているので、Index Medicus、List of Journals Indexed、PubMedなどを参照してください。

4) Year; Volume: Location

多くはありませんが、Volume全体を通して連続ページが付されていないジャーナルの場合には刊行された月と号数を記載する必要があります。例でいうと次の通りです。
N Engl J Med 2009 Feb; 360 (8): 816-23.
また、ページ番号は重なる桁の数字を省略することに注意してください (例では816-823 -> 816-23)。
繰り返しますが、今回取り上げたスタイルはあくまで一例です。必ず投稿先の規定を確認してください。
次回からは、図表を作成するときのヒントをお話ししていきます。それでは。