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JeffのEnglish Tips

 

英語の過去時制

今月は、英語の過去時制について検討してみましょう。まずは、単純過去時制です。この時制は、過去に完了した行動を表すときに用いられます。つまり、過去のある時点に始まって、過去のある時点に終わった何らかの行動を表します。

例をいくつか挙げてみます。
I ran five miles yesterday.
昨日、5マイル走った。
John met Mary in 1998.
ジョンは1998年にメアリーに出会った。
It didn't rain last week.
先週は雨が降らなかった。
Did you enjoy the game?
試合は楽しめましたか。

この時制はほかに、過去の習慣や状況、つまり、過去によくしていたことや、過去の物事の状態を表すときにも用いられます。(こうした状態は、多くの場合、used to + 不定詞でも表現できます。)

例:

When I was a boy I played football every day.
私は子供のころ、毎日、サッカーをしていました。(習慣)
There was a big playing field near my house.
(We used to play football every day on the big field.)
昔、家の近くに広い運動場がありました。(状況)
(その広い運動場で毎日サッカーをしたものでした。)
また、物語に見られるように、一連の出来事を描写するときにも用いられます。

例:

Johnny saw the ball in the air. He jumped up and hit it with his head. He ran after the ball and kicked it hard towards the goal. The goalkeeper dived but missed. The ball hit the net. The crowd cheered wildly.
ジョニーは飛んでくるボールを見た。ジャンプして、ヘディングした。ボールを追いかけ、ゴールに向かって思い切り蹴った。ゴールキーパーはダイブしたがセーブできなかった。ボールがネットに吸い込まれた。観客が大歓声をあげた。
次に、過去完了時制を見てみましょう。この時制は、過去において、ある出来事が起きる前の、別の過去の行動を表すときに用いられます。

例:

When he got home from work his wife had cooked dinner.
彼が仕事から家に帰ると、妻が夕食の支度をしてくれていました。
When she got to the bus stop the bus had gone.
彼女がバス停に着いたときには、バスはもう出発していました。
I had not tasted real sushi until I went to Japan.
日本に行くまで、本物の寿司を食べたことがありませんでした。
Had you read the book before you saw the film?

映画を観る前にこの本を読みましたか。

こうした例はすべて、過去における2つの行動または出来事に関係しています。最初の例では、妻が夕食の支度をして、その後、夫が帰宅しています。2番目の例では、バスが出発し、その後女性がバス停に到着します。次の文と比べてください。

「When he got home from work his wife cooked dinner.
彼が仕事から家に帰ると、妻が夕食の支度をしました。

上の文の場合、夫が帰宅し、その後、妻が料理を始めます。そのため、単純過去時制が用いられています。

単純過去時制と混乱しやすい別の時制として、現在完了があります。この時制は、過去の行動に関係があるという点で単純過去時制とよく似ていますが、過去だけでなく、現在にも関係していることが特徴です。ある行動が過去に始まり、現在まで継続し、それが今後も続く可能性がある場合に、現在完了を用います。この時制は、現在に関係のある過去の行動、また最近の行動や過去に繰り返された行動にも用いられます。現在完了は、出来事の現在の状態について言及しているのです。

例:

I have worked here for ten years.
私はここで10年間働いています。(過去、現在、おそらく未来も)
She's found it! (She found it just now.)
彼女が見つけました! (たった今、彼女がそれを見つけました。)
I've often been to Kyoto.
京都によく行きました。(繰り返された行動)
注意:「"I have ever been to Kyoto."(京都に行ったことがあります。)」ではありません。
They haven’t seen it. (They might see it one day.)
彼らはそれを見たことがない。(この先いつか、見るかもしれない。)
Have you ever been to Hawaii?
ハワイに行ったことがありますか。(現在と関連している過去)
Haven't you been to Hawaii?
ハワイに行ったことがないのですか。(現在と関連している過去)

次の2つの例を考えて見ましょう。

I lost my wallet.
財布を失くした。
I've lost my wallet.
財布を失くしてしまった。

初めの文(単純過去)は、過去に完了した行動について述べていますが、その出来事の現在の状態については何の情報も示していません。おそらく、財布は失くしたままか、見つかったかのいずれかでしょう。失くした時期についてはわかりません。2番目の文(現在完了)は、最近のどの時点かに財布を失くし、それが依然として見つかっていないことを表しています。この現在完了の文章では、過去に加えて、まさに現在の状態をも説明しているのです。 他の単純過去の例を見てみましょう。

I worked here for ten years. (I don't work here now.)
私はここで10年間働きました。(今はここで働いていません。)
She found it. (She found it sometime in the past.)
彼女がそれを見つけました。(過去のある時点でそれを見つけました。)
I often went to Kyoto. (I don't go there now.)
私はよく京都へ行きました。(今は行っていません。)
They didn't see it. (e.g. They missed their chance.)
彼らはそれを見なかった。(例: 彼らは見るチャンスを逃した。)
Did you go to Hawaii? (e.g. On your latest trip.)
ハワイへ行きましたか。(例:この前の旅行で)
Didn't you go to Hawaii? (e.g. I thought you did.)
ハワイへは行かなかったのですか。(例:あなたが行ったものと思っていました。)

これらの規則は、英語を書くときには役立ちますが、英語を話すときにはすぐに思い出せないかもしれません。時制を適切に使い分けて話せるようになるための唯一の方法は、練習です。これらの文章を書き写すか、自分で文章を作り、状況を思い浮かべながら文章を口に出して練習しましょう。単純過去の使い方に確信が持てず、実際の会話で間違ってしまっても、心配はいりません。 過去時制については、後の回でさらに勉強します。