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JeffのEnglish Tips

 

第9回:辞書について

新しい英単語を覚える一番の方法は、その単語が使われているのを何回も聞き、耳で聞いたら実際に使ってみて、意味を「感じとる」ことです。結局のところ、私たちはそうやって母国語のほとんどの単語を覚えています。3歳の子供が新しい単語を辞書で調べている光景はあまり見かけませんよね。

ただし、言語を学習する際は、何度も辞書を引く必要があります。それではどんな種類の辞書を使えばよいのでしょうか。

近頃は辞書を買う場合に、電子辞書にするか紙の辞書(書籍)にするかをまず考えるでしょう。それぞれに利点があります。電子辞書は小さくて軽いため、持ち運びに便利です。また、小型の携帯用電子機器は記憶容量が大きいので、最新の高性能モデルの場合、1つの機器に複数の辞書を収録できます。一方、紙の辞書は丈夫です。使い慣れると素早く引くことができるようになり、幅広い情報を与えてくれます。できれば、携帯用として電子辞書を、自宅用として紙の辞書を購入するのがよいでしょう。

では、辞書はどのように使えばよいのでしょうか。英語の文章を読んでいる場合に英和辞典を使うと、単語の大雑把な意味が分かります。たいていの場合はそれで十分です。ただし、その意味はあくまで大雑把なものです。不正確であったり、表現が古い場合もあるので注意してください。英語は常に変化していますからね。また「第2回:英字新聞の読み方」でも説明したように、分からない言葉をいちいち訳してはいけません。分からない言葉の意味は前後の文脈から推測してください。正確な意味をきっちり読みとる必要がある場合は英英辞典を使います。

日本語を英語へ翻訳している、または英語で直接文書を書いている場合は、英英辞典が必要になります。単語や言い回しの訳し方が分からない場合は和英辞典を使います。ただし、それで終わりではいけません。書き手が慌てて辞書を引いたところはすぐに分かります。単に単語が書かれているだけで、その単語が正しく使われていないからです。単語は「知っているだけ」では不十分です。その使い方も知っている必要があります。英英の学習辞典が本領を発揮するのはここです。英英辞典を使うと、使い方がよく分かります。使用例(たとえば、オックスフォード現代英英辞典では、何とまるまる1ページも使って「good」の説明をしています)、よくある間違い、アメリカ英語での相当語句、相互参照など、他にも数多くのことが記載されています。よい辞書を使えば、新しい言葉が実によく理解できます。

紙の辞書には他にも利点があります。参考書として非常に実用的である点です。辞書には絵や図形のページもあり、直接探していなかった関連する用語の使用例を見つけることもあります。また、句動詞や熟語の学習ページに加え、ビジネスレター、CV、Fax、メモ、電子メールの書き方についてのアドバイスも記載されています(すべてイギリス英語とアメリカ英語の両方で書かれています)。また辞書には、strength、force、powerなどをどのように使い分けるべきかのアドバイスもあります。

以上が初めて辞書を使う人へのアドバイスです。さあ早速素敵な辞書を買いにでかけるとしましょう。